【不登校の君の人生を切り開く方法1】学校に行かなくていいor行かなければいけない?その3
【不登校の君の人生を切り開く方法1】学校に行かなくていいor行かなければいけない?その2 の続き。
学校に行かなくてもいいんだけど、その後どうなるのっていうことについての話。
就職で試されるのはその時のあなたの能力と可能性
狭い世界から飛び出してしまえばあとはあなたの意気込み次第
はっきり言い切ります。大人になって過去の不登校歴を詮索されてそれが就職に影響する、ということはありません。最終学歴になるところでしっかり勉強して、ちゃんと出席して卒業まで行ければそれがその時点の自分の実績になる。そして面接や試験で十分戦力になり得ると判断されたらチャンスは有るし、不登校だったからどうこう、と聞かれたことはないしそんな話も聞いたことがない。
もちろん、中学校で不登校だったら高校入試の面接ではそのあたりの話が出るであろうが、事前に説明会などにしっかり出向いて、意欲を粘り強く伝えて自学自習に取り組んでいれば評価してもらえる可能性は充分ある。出席日数がネックになるのなら、校長の裁量でフリースクールや自宅学習の取組状況を出席とみなすというケースも有るようなので、まずは学校と相談してみるといいかもしれない。
不登校だったけど今はこれだけのことを学んでこういうことがやりたいです、それで十分。私の友達は不登校経験者だらけだけど、大成功とまでは行かなくても結構みんな楽しそうに生きている。そして割と好きなことや得意なことを仕事にしている率も高い。もちろん、一社会人としてちゃんと人間関係を作っていける。
専門学校や高校、そして大学に行くと違った世界に飛び込める
公立中学校は基本的に自宅の最寄りに通うことになり、また、いろんな生徒が集まっていてあるタイプの子にとっては苦痛に満ちた空間になりがちである。学校とはこういうところなのか、と絶望すると思うが安心してほしい。というのも、中学校を卒業したあと進学するとして、その進学先に来る生徒たちは学力的にもタイプ的にも比較的集団として自分に近いものになっていく。専門学校や大学もそうだ。それに周囲も成長していく。徐々に圧迫感は薄れていくと思う。
私などは高校は同じような経験をしてきた友達だらけだったので毎日面白おかしくはしゃいで過ごしたし、大学は自分の好きな勉強をとことんやれるのでとにかく先生にいろんなことを質問しまくってがっつりレポート書いたりしてたし、教員免許もとった。人間関係では不登校経験ゆえの卑屈さで苦労したが、それでもいい友人ができた。
大人に近づくにつれ、世界が広がり、自由度が増していく。特に浮きこぼれタイプ(小学校めっちゃ勉強できたけど失速してしまったようなタイプ)には希望のある話だと思う。浮きこぼれタイプにとって小中学校はあまりに幼く暴力的な論理で動いているように見えるのだ。これはまた別の機会に掘り下げて書きたいテーマだ。とにかく、学校のすべてを嫌いにならず、また自分のエネルギーが満ちてきたときのために希望を捨てないでほしい。
小さな積み重ねはどんなに小さなものでもいい、ローマも一つのレンガからできている。将来やりたいことが見つかったとき、それまでやってきたことが助けてくれる。もちろんそれはいわゆる学科の勉強に限らない。しっかり休めたら、一歩を踏み出そう。
30歳、40歳になったときに自分が不登校になったからこんなに不幸なのだ、とくだを巻くオヤジにならないでほしい
これは不登校を経験してきた若者に、生徒に、必ず言うようにしている。大人になったら、その時の自分のできること、そして今後できそうなこと、今までやってきたことで判断される。不登校だったとかそういうことはそれらの前には全く重要ではない。今できるかどうか、だ。いま不登校の間で苦しんでいる君にこれを伝えるともしかしたら辛いことが続くんだろう、と不安がらせてしまうかもしれないけど、不登校だからだめというレッテルを貼られることはないというところは前向きに捉えてほしい。繰り返しになるが、十分休んだら、最初の一歩さえ踏み出してしまえばいい。
不登校だった人間がすべてまともに働けないというわけではない。もちろんうまく行かず長期の引きこもりに移行してしまうケースもあるにはある。親や学校、その他いろいろ自分を苦しめる原因はあったと思うが、それでも最後は自分でアクションを起こさないと何も変えられない。どんなに不幸な境遇であれ、もがくことをやめなかったら、社会は割と親切に微笑んでくれるものである。
しかし残念なことに、いい歳したおっさんになっても不登校だったからこんなに大変だ、とアピールしては周りの興味をひこうとする人もいる。人間、年齢を重ねれば重ねるほど、自分を表現する言葉は増えていくものだ。申し訳ないが、人生の折り返し点に差し掛かって自分を表現する手段がそれしかないというのはちょっともったいない。正直、そういう人とは私は関わりたくない。以前サポート校の運営に関わっていた関係でそういう人と関わる機会が多かったが、彼らは自分から何かを人に与えようともせずに人の時間とお金を奪うことに実に無頓着で、仕事に真面目に取り組んでいる人間が嫌いで常に自分を正当化する理由を探している。関わって時間の無駄だと思うことも少なくなかった。
私は自分の教え子や、これを読んでいる不登校で悩んでいる人にはそうなってほしくない。一度しかない人生、世界に一人しかいない自分が数十年生きて、今こういうことをやっているんだ、とイキイキとした顔で語れる生き方ができる元不登校の大人たちが増えていくと世の中はもっと楽しくなるんじゃないかと思う。常識にとらわれず先入観に溺れずどんどん新しい時代を作っていこう。
ここまでは学校に行かなくてもどうにかできる、ということを書いてきたが、そのうえで、もう一つ付け加えて置かなければならない。それはまた次に。
【不登校の君の人生を切り開く方法1】学校に行かなくていいor行かなければいけない?その1
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